歯科医師として久しぶりの学会参加
アメリカでは州や地域ごとに歯科医師会が存在し、それぞれが毎年カンファレンスを開催しています。私は6年前にニューヨークからカリフォルニアへ引っ越して以来、ボストンでの学会には参加していませんでした。しかし、今回ボストン大学の研究仲間に誘われ、久しぶりに”Yankee Dental Congress”に出席してきました。

ボストンの魅力と私の思い出
ボストンは、アメリカの中では歴史のある街並みを持ち、赤煉瓦や石畳の道が残るとても美しい都市です。私は2013年にボストン大学の研究員として日本から渡米し、この街での海外生活をスタートさせました。当時は英語も十分に話せない状態で、不安と期待が入り混じる毎日を過ごしていたことを思い出します。
研究から臨床へ、そして再び研究へ
その後、カリフォルニアへ移住し、現在のコミュニティークリニックでの勤務を開始しました。研究を継続するために倫理委員会の承認も得て準備を進めていましたが、パンデミックにより計画が中断され、ここ数年は臨床に専念することになりました。しかし、また違った形で研究を再会しようと話し合いができました。
学会参加で得た新たな気づきと出会い
今回の学会では、久しぶりに研究仲間やルームメート、友人と再会し、新しい出会いもありました。さまざまな講演を聞き、ディスカッションを重ねる中で、今後の歯科医師としてのビジョンがよりクリアになってきたと感じています。

まとめ
久しぶりの学会参加を通じて、研究の世界に再び足を踏み入れるきっかけを得ました。これからも臨床と研究の両方を大切にしながら、歯科医療の発展に貢献していきたいと思います。今後もこのような機会を活かし、知識とネットワークを広げていく予定です。