「一生懸命頑張っているのに、なぜか願いが叶わない」
そんなふうに感じたことはありませんか?
・勉強しているのに結果が出ない
・行動しているのに成果が伴わない
・イメージしているのに、現実が動かない
実は、あなたの未来を形づくっているのは“行動”ではなく、“思考”である可能性が高いのです。
これを知ったとき、私自身もハッとしました。
私たちは「やる気」「努力」「行動力」がすべてだと教えられて育ってきました。
でも、脳科学・心理学・エネルギーの視点から見ると、”本当に人生を左右するのは 何を考えているか”なんです。
この記事では、私が実際に夢を叶えた体験(直近ではコンサートの開催)を踏まえながら、願望が叶う人と叶わない人の「見えない差」について、脳と心の仕組みから解説していきます。
願望実現と脳の関係とは?
私たちの現実は、何によって形づくられているのでしょうか?
収入、仕事、人間関係、健康、生活環境…。
多くの人は「努力」「行動」「タイミング」がカギだと考えます。
もちろんそれも大切ですが、もっと根本的な影響を与えているのが、「脳の使い方=思考のパターン」なのです。
脳には「ホメオスタシス(恒常性)」という仕組みがあり、一度慣れた思考や行動パターンを維持しようとします。
これは脳がエネルギー消費を最小限に抑えるための、生存本能のようなもの。
たとえば、ネガティブなセルフトークに慣れている人は、何か良いことが起きても「でもどうせ…」と打ち消してしまう。
逆に、ポジティブな人は失敗の中にも「学び」を見つけます。
つまり、現実を変えたいなら、思考のループを変えなければならない。
これが、願望実現と脳の関係性なのです。
1日に6万回?人はどれだけ思考しているのか
心理学の研究によると、私たちは1日に約60,000回の思考をしているといわれています。
これは、1秒に1回以上のペース。
目覚めた瞬間から、「今日は何を着よう」「メールチェックしなきゃ」「あの件どうしよう」など、思考はノンストップで続いています。
さらに注目すべきは、その思考の内容。
大半は「意識せずに湧いてくる思考」であり、いわば“脳の癖”とも言えるもの。
この大量の思考が、感情や行動、そして現実を左右しているとしたら…?
願望実現において、「何をどれだけ考えるか」は想像以上に重要なのです。
思考の90%は“昨日と同じ”という事実
ここでさらに驚くべき事実があります。
それは、60,000回の思考のうち約90〜95%が「昨日と同じ内容」だということ。
たとえば昨日、
・将来が不安だな
・どうせ自分にはできない
・またあの人に振り回されそう
そんな思考を繰り返していたなら、今日もほぼ同じことを考えている可能性が高いのです。
これはまるで、「同じ映画を毎日見せられているような状態」。
台本を変えない限り、結末も変わりません。
夢や目標を実現したいのなら、まずはこの自動運転の思考モードに気づき、意識的に“新しい思考”を選ぶ必要があります。
潜在意識が現実をつくる仕組み
ここでカギを握るのが、「潜在意識」という領域です。
人間の意識には、表面的に認識できる「顕在意識」と、無意識に働く「潜在意識」があります。
顕在意識はたった5〜10%。残りの90%以上は、私たちが普段気づいていない無意識の領域です。
この潜在意識には、
・幼少期からの思い込み
・社会や家庭からの刷り込み
・感情の記憶
などがぎっしりと詰まっています。
たとえば、
「私は注目されると危険だ」
「人に頼るのはよくない」
「目立ったら嫌われる」
という信念が無意識にあると、どんなに望んでもステージには立てません。
私もコンサートを実現するまでに、何度もこの潜在意識のブロックと向き合いました。
だからこそ断言できます。願望実現は、潜在意識を書き換えることから始まるのです。
願望実現に必要なのは「気づく力」
では、潜在意識を変えるにはどうすればいいのでしょうか?
「ポジティブに考えよう!」といきなり切り替えるのは逆効果になることもあります。
大切なのは、まず“自分が今どんな思考をしているか”に気づくこと。
気づきの例:
・ネガティブなセルフトーク:「どうせ無理」「うまくいくはずがない」
・被害者意識:「あの人のせいで」
・自己否定:「私には才能がない」
こうした言葉を、あなたは今日だけでも何回、自分にかけたでしょうか?
「気づき」は、変化の入り口です。
意識を向けることで、私たちは初めて「選び直す」ことができるようになります。
今日からできる!思考を書き換える3つの習慣
1. モーニングページを書く
朝一番の“素の思考”を、ノートに3ページ分、手書きで書き出します。
コツは、何を書いてもOK。脈絡もなくていいし、読まなくてもOK。
書いていくうちに、
・思考の癖
・気づかない感情
・意外な本音
が浮かび上がってきます。まさに「潜在意識を見える化」する習慣です。

2. セルフトークを変える
日常でふと湧いてくるネガティブな独り言に気づいたら、
「それって本当?」
「他の見方はある?」
と問いかけてみましょう。
言葉の使い方は思考の方向性を決めます。
自己否定ではなく、自己信頼の言葉を選ぶ練習を始めてみてください。
3. 毎日5分の「内省時間」
夜寝る前に、1日を振り返る5分の時間を作ります。
・今日、どんなことを考えていたか?
・何に反応し、どんな感情が湧いたか?
・自分にかけた言葉は?
この習慣が、自分の“思考の癖”に気づく最短ルートになります。
まとめ:まずは「自分の思考」に気づくことから
夢や目標を実現したいなら、
いちばん初めに見直すべきは「行動」ではなく「思考」です。
そして、その思考は“気づき”によって変えられます。
日々の中で無意識に繰り返している考え方に意識を向け、
少しずつ選び直すだけで、現実は確実に変化します。
私自身も、コンサートという夢を叶えた背景には、
この「思考の習慣化」がありました。

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行動する前に、まず“思考”を整える。
その小さな選択が、大きな未来を創り出します。