はじめに
日本時間 8月11日、早朝6時。
まだ外は薄暗く、街は静かに息をひそめています。そんな時間に、世界のあちこちから集まってくれた参加者たちと一緒に、第5回のREAL SHIFT朝活を開催しました。
朝活を始めてから1ヶ月以上が経ち、常連メンバーの中には皆勤賞の方も現れました。一方で、最近参加し始めた方や、まだ数回しか来られていない方もいます。背景も国もライフスタイルもバラバラな人たちが、同じ時間に集まり、同じテーマで考え、言葉を交わす。これが、この朝活の一番の魅力です。

第5回のテーマ:「忙しさの中でも整える」
今回のテーマは、現代の多くの人が抱えている課題に直結するものでした。
「やりたいこと」「やらなければならないこと」が多すぎて、心が置き去りになる――そんな経験、あなたにもありませんか?
今回の冒頭シェアで参加者から出てきた声の一部を紹介します。
- 「日程を詰め込みすぎてしまう癖がある」
- 「頭の中が常にバタバタしていて、落ち着かない」
- 「自然な流れに任せることが苦手」
その中でも特に印象的だったのは、**『1日のどこかで10分間、何もしない時間を作る』**という提案でした。
たった10分。でもその“余白”があるだけで、心と体が驚くほど軽くなるのです。
参加者のリアルなエピソード
今回も、生活や仕事、日常の中で直面しているリアルな話がたくさん飛び出しました。
家族との時間と、自分の時間
ある方は、家族の事情で忙しい1週間を過ごし、「自分を変えるって難しい」と感じたそうです。
私も、同じ思いを何度も経験してきました。特に家族優先の時間が続くと、自分のための時間が後回しになりやすく、その中で「整える」ことは簡単ではありません。
アメリカの新学期と生活リズム
別の方は、アメリカでお子さんの新学期が始まり、生活のリズムが大きく変わったそうです。忙しい中でも車内の整理やコンテスト準備など、自分の行動を小さく進めているとのこと。「ちょっとした空き時間の使い方」が、整えることに直結しているのが印象的でした。
ワーク:「整えるための小さな一歩」
今回のワークでは、各自が「整えるためにできる小さな行動」を具体的に書き出しました。
ポイントは「すぐにできて、ハードルが低いこと」。
- 朝起きてすぐ、深呼吸を3回する
- 夜寝る前に5分間だけ、その日を振り返る
- コーヒーを飲むときはスマホを置く
- 外を5分歩くだけの“お散歩リセット”
これらはどれも、忙しい日常の中でも取り入れやすい習慣です。
「整える」という感覚
「整える」というのは、必ずしも“完璧に準備された状態”を作ることではありません。
むしろ、乱れたままでも“自分の中心に戻れる感覚”を持つことだと思います。
私自身、過去にはやるべきことを詰め込みすぎ、息が詰まりそうになった時期がありました。
そんな時に始めたのが、「1日10分の“何もしない時間”」でした。最初は罪悪感すらありましたが、続けるうちに驚くほど頭の中がクリアになり、日中の集中力も上がりました。
参加者から見たREAL SHIFT朝活
今回のシェアで嬉しかったのは、皆さんがこの朝活を「安心して話せる場所」として感じてくれていることです。
- 「他の人の話から、自分の考えを整理できる」
- 「小さな気づきを毎週持ち帰れる」
- 「ここに来ると、心の姿勢が正される」
一人で頑張るのではなく、仲間と一緒に歩むこと。これが、継続の一番の力になります。
小さな行動が、大きな変化を作る
この朝活を通じて私が確信しているのは、大きな変化は小さな行動の積み重ねから生まれるということです。
- 3分の深呼吸 → 感情が整う
- 1日1行の振り返り → 思考が整理される
- 1週間1つの小さな挑戦 → 自信が積み重なる
これらは一見、些細に思えるかもしれませんが、数ヶ月後には「別人のような心の安定」を実感できるはずです。

次回予告
次回のREAL SHIFT朝活は、
日本時間 8月18日(月)朝6:00〜
テーマは「小さな習慣を未来につなげる」。
初めての方でも気軽に参加できる内容で、ワークもシンプルにご用意しています。
REAL SHIFTグループ→https://www.facebook.com/groups/1654345701861144
まとめ
第5回は「忙しさの中でも整える」というテーマで、参加者それぞれが小さな一歩を見つけました。
朝活は、ただ早起きする場ではなく、心を整える“習慣づくりの実験室”です。
次回も、皆さんと一緒に新しい気づきの朝を迎えられることを楽しみにしています。