――整えることから、選び直す力へ――
REAL SHIFT朝活は、22回目を迎えました。
この日の朝活は、日本・アメリカ・カナダをつなぎながら、
年末ならではの“揺らぎ”が静かに言葉になっていく時間でした。
12月に入ると、不思議と増えてくる感覚があります。
落ち着かない気持ち、モヤっとした違和感、
「このままでいいのかな?」という小さな問い。
Vol.22は、そんな感情を無理に整えようとせず、
まずはそのまま言葉にするところから始まりました。
アメリカ西海岸 朝6時
「終わらせる」より、「どう迎えたいか」
静かな朝の空気の中で始まった、西海岸朝活。
ここでは、“年末の空気にどう向き合うか”が大きなテーマになりました。

河井さん
この1週間、職場の雰囲気や人間関係、
言葉の行き違いが重なり、モヤっとする日が続いていたそうです。
「日本は年末になると、
“終わらせなきゃ”という空気に引っ張られやすいのかも」
という言葉が、とても印象的でした。
でもこの朝活では、
「年末だから片付ける・終わらせる」から一歩離れ、
「じゃあ、2026年をどう迎えたい?」
という問いに視点を移していきました。
頑張りすぎてしまう自分を責めるのではなく、
それを認めた上で、
これからは時間の使い方を見直し、無理をしない自分でいたい。
👉 今日の一言テーマ
『自分を信じる』
年末の空気に飲み込まれず、
“自分の軸に戻る”ことを選び直した瞬間でした。
エリーさん
エリーさんからは、
「発信」と「好きな仕事」への再確認がシェアされました。
今月末までに準備していたInstagram投稿を、
無理のないペースで発信していくと宣言。
フローリストとして、毎年声をかけてもらう
大きなクリスマスプロジェクトに、今年も関われる喜び。
さらに、
“推し活”で大好きな方とZoomで話せる機会があり、
「何を話そうかな」と考える時間そのものが楽しい、というお話も。
忙しい中でも、
「やっぱり、お花の仕事が大好き」
という想いを、あらためて確かめた1週間でした。
👉 今日の一言テーマ
『発信する私』
月・水・金に、
お花とともにボストンでの暮らしや歴史、日常を発信予定🌿
(Instagram:@hidamari_ellie)
主催者としての想い
なぜ「整える時間」をつくっているのか
この日の朝活を通して、あらためて感じたことがあります。
忙しい人ほど、
「早く答えを出す」より前に、余白が必要だということ。
すぐに決めなくていい。
すぐに動かなくてもいい。
大切なのは、
答えよりも、どんな問いを持っているか。
朝活も、ワークショップも、リトリートも、
やっていることはすべて同じです。
- 立ち止まって
- 言葉にして
- 自分の感覚を取り戻す
動くために、立ち止まる。
それは遠回りではなく、
一番誠実な選択だと、私は思っています。
日本 × アメリカ × カナダ
「声に出して、スッキリする朝」
別枠で開催された、日本×アメリカ×カナダをつないだ朝活。
今年も残り半月というタイミングで、
嬉しいこと、モヤモヤすること、いろいろな感情が交差していました。
だからこそ、この朝は
**「まずは声に出してスッキリしよう」**からスタート。

ゆきこさん
オンラインフェスで、
モナーク蝶の保護活動について登壇する機会が増え、
共感や応援の輪がどんどん広がっているそうです。
なんと、その流れの中で
モナーク蝶の歌を作ってくれた人が現れたという、
とても素敵なエピソードも。
そして大きな決断。
当初は「2027年」と言っていた
メキシコの保護区訪問を、来年2月に行くことを決めました!
これからは、
・マーケティングも学びながら
・苦手なSNSも自分のペースで
・応援してくれる人を大切に
「損得なしで関われる未来」を目指し、
語学教師というスキルを新しい形で活かす準備が、
すでに始まっています。
👉 今日の一言テーマ
『一歩ずつ進める私』
ゆみかさん
ご家族やご主人との関係をきっかけに、
嬉しい気持ちとモヤモヤ、両方を正直にシェアしてくださいました。
SNSで同級生が新しいことを始めている姿を見て、
刺激を受ける一方で、
比較や羨ましさの感情が湧いてくることも自然なこと。
惹かれているのは、
- 人とつながること
- 語学が堪能で専門性の高い人
- 学び続けている人
👉 今日の一言テーマ
『やりたいことが迷子の私』
この言葉を“ダメな状態”としてではなく、
今まさに動いている証拠として受け取った視点が、とても印象的でした。
タカさん
お母様の用事をきっかけに、
中学時代の同級生と再会。
「母に感謝」
という一言が、とてもあたたかく場に広がりました。
本業に加え、
セールス、YouTube、心理学、パブリックスピーチ、ダンス…。
学ぶこと自体を楽しんでいる今。
今年独立して約1年。
来年は売上にもつなげていくため、
細かい目標設定をして進んでいきたいと話してくださいました。
👉 今日の一言テーマ
『結果を出さなければならない私』
この言葉もまた、
責めるためではなく、選び直すための言葉として置かれました。
Vol.22で見えた共通点
「揺れている=ズレている、ではない」
今回の朝活で共通していたのは、
- モヤっとしている
- 迷っている
- 揺れている
という状態が、
決して悪いものではないということ。
むしろそれは、
次のステージに進む前のサイン。
だからこそ必要なのは、
一度、日常から少し距離を取って
自分の感覚を取り戻す時間。
そして、高松リトリートへ
高松リトリートは、
何かを“手に入れに行く場所”ではありません。
朝活で出てきた問い、
言葉になりかけている想い、
まだ輪郭のはっきりしない未来。
それらを、
- 静かな環境で
- 五感を使って
- ゆっくり受け取る
ための時間です。
Vol.22の朝活は、
リトリートに向かうための、心のストレッチのような朝でした。
最後に
整えることは、止まることではありません。
立ち止まることで、
次に進む方向が見えてくる。
REAL SHIFT朝活22回目は、
そのことを、参加者みんなで確かめ合った朝でした。
高松で、
この続きを一緒に味わえることを楽しみにしています🌿
